片付け 物を「減らす」前の「増やさない」努力

物は「手放す」決断は大変なのに、「買う」ということは結構簡単に出来てしまうものです。

 

4人家族の場合、1人が10個ずつ物を買って来ると、1日に40個物が増えます。
1週間で280個物が増える事になります。
単純に計算しただけで、たくさんの物が家持ち込まれます。

 

実際には、食品だったら食べてしまえば包装の袋も捨てるので残りませんし、他にも使ったらあとは捨てるだけになる物もあるので、ただ増え続けるということはありません。

 

ちょっとオーバーに書いているので、設定の数字によっては増える数は異なりますが、実際これに近い数の物が家に持ち込まれていると思います。

 

そして多くの人が、物を「減らす」事に苦労をしています。
お金を出して買ったものですし、使った物は少なからず愛着もわくので手放しづらくなるものです。

 

ですのでここはやはり
買う時によく考えて買う
という事が大切になるかなと思います。

食品や日用雑貨など、すぐに消費する物以外は家の中に入れなければ、愛着がわいて手放しづらくなることもありません。

 

「私は手放すのが苦手だ」という方は、この「増やさない」という努力が大切です。

家に入れない努力ですね。

 

節約にもなりますし、本当に大切な物を買う事になるので、その「判断力」は他でも活かされることになると思います。

 

 

この判断力は同時に、他の人への「プレゼント」も考えるようになりますよね。

自分が物の扱いに困っているのですから、他の人にも配慮する様になります。

 

片付けをした人たちは、あとに物が残らない様に「食べ物」をプレゼントするようになるそうです。

この時はなるべく
食べ終わった後に、箱や缶が残らない様にしてあげること
も大切かなと思います。

可愛い物は、つい保管したくなるものです。

 

入れ物も気に入ってくれて使ってもらえるのであれば嬉しいですが、ただ「貰い物だから何となくしまっている」状態にさせては悪い感じもしますしね。

 

自分の物もプレゼントも、まずは「よく考えて買う」が大切ですね。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。
せきたますみ

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