6.片付けた場所の維持・見直し
片付けをした後は、その収納を維持していきます。
仮置きのつもりで物を置いたけれど、ついついそのままにしてしまったり、スペースが空いているからとついつい物を置いてしまう、ということはあるものですよね。
また、時間が経つと、それまでは使った物は必ず元の場所に戻していたのに戻さなくなってしまったり…という事にもなってきたりします。
「やはりリバウンドしてしまった」「やっぱり何度片付けてもダメだ」
と思ってしまうものです。
ですがダメだとばかり考えずに「あの時あんなに頑張ったのだから整えてみよう」と片付けを行ってみて下さい。
仕事や家事が忙しくて物を置いたままにしてしまうというのはよくあることです。
乱れてしまったのは、本当にリバウンドなのでしょうか?
ただ時間が無かっただけなのかもしれないません。
収納場所が無いのに物をたくさん買ってしまったり、時間ができても物を片付けなくなっていたらリバウンドしているのかもしれません。
ですが、やる気があり、物の持ち方のルールも自分の中にある…。
「リバウンドとちょっとした乱れ」を混同しないことも大切です。
今は以前と違い、
1度片付けを終わらせたという実績があります。
片付けのしくみが出来上がっていますし知識もあります。
物の持ち方に対する考え方も変わっています。
ちょっと手を動かすだけですぐに元に戻せるはずです。
少し乱れてきたなと感じた時は、ぜひ片付けを行ってみて下さいね。
ですがどんなに整えてみても、「どうも使いづらい」と感じる時もあります。
特に、進学、進級、引っ越し、お気に入りの物を買った…など、環境が変わると物の増減がありますから、それまでの収納場所、収納方法では使いづらくなったりします。
こんな時は収納の見直し時。
持っている物が違うのですから、収納が使いづらくなって当然です。
決してあなたが悪いわけではありません。
これは言わば「成長」です。
ぜひ使いやすく収納をやり直してみて下さい。
また以前の様にきちんと物の管理ができるようになります。
なぜならすでに1度、片付けを完璧に終わらせているからです。
以前と同じように、物を要不要で分けて、使いやすく収納して、それを維持していくだけです。
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