衣替えの作業手順 選別編  冬物~春物へ

温かい日が続くようになると、
皆さん衣替えをなさいますよね。

 

服が多くて、着たい服が見つけられない、なかなか取り出せない・・・
となるとイライラしてしまいますよね。

 

まずは服を選別して数を減らし、
余裕のある取り出しやすい収納としていきませんか?

衣替えの時がちょうどいい機会です。
服を1枚1枚見て選別していきましょう。

 

着ない服を「いつか着るかも・・・」と取ってあると、
時間を無駄に過ごしているという事をご存知ですか?

 

それは着ない服も衣替えの時に
入れ替え作業を行っているからです。

 

衣替えは年に2回行いますよね。
その度に着ない服の出し入れも行っています。

服を捨てるのはもったいないと思うのは
誰でも同じです。

では時間はいかがですか?
着ない服に手間をかけているのも
もったいなくはありませんか?

 

今回は、服を、残す・手放すを考える上での
「考え方」について見ていきます。

 

 

余談ですが、時間という事で言いますと、
私の場合、もともと服にはあまり興味がないので
服自体も持っている量が少ないため、
ここ何年かは、衣替えらしい衣替えはほとんど行っていません。

収納の引き出しの上下の段を
引き出しごと入れ替えるぐらいです。
あまり興味のない分野に時間がかからないので、
とても楽に感じます。

 

 

まずは冬服から

3月も下旬になると、まだ朝方は肌寒く感じることもありますが、
冬服の出番はほぼなくなってきていますよね。

服の判断基準ですが、好きな服・お気に入り・絶対に着る服は、
当然の事ながら残します。

では判断に迷う服はどうでしょうか。
これらを残す・手放すと分けられたら
スペースが空きますよね。
片付けでは、ここの部分が減らせるように頑張っていきましょう。

 

では作業の流れです。
まずはタンス・クローゼット・収納ケースなどから服を出します。
この時に全てを出すことが出来たら良いのですが、
スペースの関係で無理な事もあるかと思います。

その様な場合は、
作業を行う「そのジャンル」の物を全て出すように頑張って下さい。

ジャンルで出すとは、セーター・Tシャツ・長袖シャツ・ズボン・スカート・コートなどなど、
それぞれの種類ごとに出すということです。
ジャンルごとだとお互いに比べる事が出来ます。

必ず収納から出して下さいね。
中に入ったまま、吊るしたまま遠くから眺めるだけだと、

「全部必要かな・・・」と思ってしまうんです。

そばで見ると、毛玉や色褪せ、ほつれも見えますよね。
細かいところまで見えるので、きちんとチェックできます。

それに何故か収納に入ったままだと、必要に思えてしまうんです。
ですので作業の始めは出すところから始めて下さい。

選別は、できたら好きな服だけ残せればいいですよね。
好きな物は一瞬で判断出来ます。
何せ好きなんですから。

 

でも判断に迷う事ってありますよね。
5秒迷ったら残しましょう。

あまり考えていても時間ばかり過ぎてしまいますし、
あとで後悔しないためです。

ですが、この時迷った物は、
あとから見ると、いらない場合が多い
です。

何故なら、好きな物・大切な物・使う物は
判断に迷う事がないからです。

好きな物は一瞬見ただけで「好きだから残す」となりますよね。

 

判断基準は他に、
・今回の冬に着たか?
・次回の冬にまた着るか?

という面でも見ていきます。

 

着ると思って保管していたけれども着なかった服は、
実は気に入らない部分があるのかもしれません。
デザインなのかほつれなどが気になるのか。

次の冬にまた着るのかも同じことです。

 

冬服を先に行うのは、判断基準が「そこにある」からです。
いくら「着ると思っていても着なかった」
のですから、もう選別出来ているように感じませんか?

 

 

夏物の場合

判断基準としては、好きかどうかの他に、
・去年の夏に着たか?
・今年の夏に着たいか?

です。

 

着ないと思う物は、この機会に手放してしまいましょう。
そしていいと思った服をしまえるスペースを
確保しておきましょう。

こう考えると衣替えも楽しくなりませんか?

または、服を買っていっぱいにせずに、
ゆとりのある出し入れしやすい収納としておくのもいいですね。

 

他の判断基準

・たとえ見栄えが悪くても、好きな物は残して下さい。

なぜ片づけをするのでしょう。
それはゆったりと心穏やかに過ごすためですよね。
好きな物を手放すのは、違う感じがしませんか?

外に着て行ける状態でないのなら、
家で着ればいいだけです。

 

・お出かけ用の服を部屋着にするのはどうなの?

高かったからもったいないと思ってしまいますが、
お出かけ用の服は動きづらくないですか?
家に帰るとすぐに着替えるのは、こういう理由もあるのだと思いますよ。

私の場合は、特にロングスカートの場合は、
家に帰ったら何よりも先に脱いでしまいます。

あと袖がヒラヒラした服も。
好きなのですが、家では手を洗うにも邪魔に思えてしまいます。
何かにひっかけそうなので、これも先に着替えてしまいます。

 

また、お出かけ用の服はデザイン的に見ても、
家でくつろげる気がしないのですが、いかがでしょう。

 

・ちょっと傷んでいるけれど、まだ着れそうな服

実際に着て出かけてみて下さい。
来て外に出られますか?
傷み具合が気になりませんか?

 

 


好きな物を残しましょうとお伝えしていますが、
1つ大切なことがあります。

上下別々に好きな物だけを残していくと
組み合わせた時に似合わない物だけが
残ってしまう可能性があります。

ぜひ好きな組み合わせの物も、
合わせて残して下さい。

例えばジーンズと白シャツとか。
このスカートには、これとか。
このボトムには、この靴とか。
このスカートには、このブーツとか。

 

好きな物だけ残したはいいけれど、
どれもコーディネートできなくなってしまい、
結局服を買うのでは残念ですよね。

 

以上、衣替えを始める時の選別の「考え方」の
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

 

お読み下さり、ありがとうございました。

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